◎
知念秀光総務部長 今回の
市税条例の一部改正ですが、これにつきましては
上場株の取り引きについての件でございまして、通常、いま
個人投資家等が行っている
上場株につきましては、
証券取引所を通してやっているわけでございまして、そこで
源泉所得で処理されます。従いまして、そういうことで申告がないわけでございますね。そういうことで、課税についてはございません。ちなみに平成12年度と13年度の
株式譲渡についての課税の実績ですが、平成12年度がお二人、1万9,000円、それから平成13年度が3名で50万3,000円というのがありますが、これにつきましては
上場株じゃなく、通常の株でございまして、従いまして、今回の
条例改正につきましては
上場株でございますので、適用されないということですね、100万円の控除がないわけで、従いまして、申告もされない、いわゆる
証券取引所でやっているということで、申告はないということでございます。
○
新里八十秀議長 池原秀明議員。
◆
池原秀明議員 源泉徴収という形で、
証券取引所のほうで差し引かれて、いわゆる交付金という形で入ってくるわけですか。そこらへん、少し説明していただかないと。というのは、市のほうが
課税対象にならないのに、あえて
条例改正する必要があるのか。母法が改正されるからといって、それは母法を改正して、ちゃんと入ってくることであれば、あえて改正する必要はないんじゃないかと思ったりするものですから、もう少しそこらへんについてお聞かせ願えませんか。
○
新里八十秀議長 総務部長。
◎
知念秀光総務部長 先程も申し上げましたが、
証券取引所等を通してやっておりまして、これにつきましては
所得税として、国税として20パーセントが課税されるわけですよね。それがいま国の動きとしては、これを
申告制の一本化にしようという動きがあるわけでございますね、この間の
新聞報道にもあったわけですが。これが法制化されますと、いま税の形態としては国税が20パーセントで、
市民税が4パーセントあるわけですね。そして県税が2パーセント、合計して、26パーセントあると。その26パーセントのものを20パーセントにして、
申告制の一本化をしようということで、昨日かの
新聞報道に出ておりました。従いまして、これが
申告化、一本化にされると、
市民税としてもまた何パーセントか、いま4パーセントですが、全体を26パーセントの中の4パーセントが
市民税であると、そしてこれが26パーセントが20パーセントになったら、次は
市民税というのはどれになるのか、いまちょっと計り知れませんが、
申告化、一本化にすれば、
市民税として税収が上がってくる、そういう状況です。
○
新里八十秀議長 ほかに質疑はありませんか。(「なし」の声あり)
○
新里八十秀議長 これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第287号は、
会議規則第37条第2項の規定により
委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。(「異議なし」の声あり)
○
新里八十秀議長 ご異議なしと認めます。よって議案第287号は
委員会の付託を省略することに決しました。 これより議案第287号について討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」の声あり)
○
新里八十秀議長 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより議案第287号 沖縄
市税条例の一部を改正する条例について採決いたします。本件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。(「異議なし」の声あり)
○
新里八十秀議長 ご異議なしと認めます。よって議案第287号は原案のとおり可決されました。
△日程第4 報告第170号
委員会調査報告書。本件について、
提出者の報告を求めます。
○
新里八十秀議長 議会運営委員長。
◎
浜比嘉勇議会運営委員長 それでは
委員会調査報告書を読み上げて、報告をさせていただきます。 本
委員会は、平成13年3月27日第245回
沖縄市議会定例会において、付託された
調査事件について、
会議規則第103条の規定により下記のとおり報告をいたします。 記1.
調査事件名:
海外姉妹都市締結に向け ての
候補地選定について2.調査の経過:
別紙報告書のとおり3.意 見:
米国ワシントン州レイク
ウッド市と
姉妹都市を締 結すべきものと決定した。 決定するのは本会議で決定をさせていただくということで、ご理解をいただきたいと思います。
海外姉妹都市締結に向けての
候補地選定調査報告書 本
委員会は平成13年3月27日第245回
沖縄市議会定例会において、
議会運営委員会に付託になりました
海外姉妹都市締結に向けての
候補地選定について調査の経過と結果についてご報告いたします。1.
調査目的、2.
調査期間、3.
調査内容につきましては、次のとおりであります。 1.
調査目的:
平成元年に策定された「沖縄市
国際交 流基本構想」を踏まえ、海外に開かれた まちの建設及び
国際感覚を身に付け、広 く世界で活躍する人材の
育成等を図り、 海外との
姉妹都市締結に向けての
候補地 を選定する目的で調査を行ってまいりま した。2.
調査期間: 平成13年6月25日(
月)~平成1 3年7月1日(日)3.
調査内容:
レイクウッド市の概況及び
周辺地域 (
シアトル市、
タコマ市) 本市はこれまで、
米国レイクウッド市、
中国折江省寧波市、
スリランカ国クリヤピチャ市、
米国ミズリー州インディペンデンス市、
フィリピン国アンゼルス市、
ロシア連邦ロストフ市、
インドネシア国ジャカルタ市、7つの都市について
姉妹都市候補として調査をしてきたところであるが、今回の
姉妹都市締結に向けての
候補地である
米国レイクウッド市を除く6都市については、
経済格差、既に他市との
締結済、
人口規模の
格差等の理由で断念した経緯がある。 今回の
海外姉妹都市締結に向けての
候補地である
レイクウッド市と沖縄市の
交流経過でありますが、平成7年に本県で開催された「世界のウチナーンチュ」大会で沖縄市が
海外姉妹都市を呼びかけたところ、
米国ワシントン州
シアトル在住の前沖縄県
民間大使、
伊礼盛一氏が
レイクウッド市との橋渡しを申し出、平成8年に今後の
姉妹都市締結に向けての
候補地として位置付けし、その後、沖縄市と
レイクウッド市は本市の
国際交流員、平成9年に
沖縄市議会議員(
市民クラブ)8名による
視察研修、平成10年には沖縄市
中学生海外派遣事業により8名、平成12年には沖縄市
国際交流会主催による
市民ツアー等の受け入れ、また、
レイクウッド市側からは市及び
ピアス短期大学関係者が沖縄市を訪問し、さらには
レイクウッド市と沖縄市の
生徒絵画交換事業を実施するなど、今日まで人的・
文化交流が図られている。
レイクウッド市は1996年2月に
タコマ市から分離し、人口は6万3,790人で、総面積が55.5キロ平方メートルを有し、
ワシントン州で11番目の市として誕生した都市であり、また、
ワシントン州の
中心都市である
シアトルに近い地の利と
高速道路が近くにあるため、交通の
利便性が良く、近年急激に発展を遂げ、さらに
レイクウッド市は数多くの湖が存在し、緑豊かな山に囲まれた
文教都市であり、
自然環境に恵まれた
住宅地域であります。 今回の調査の一環として、
レイクウッド市との
歓迎レセプション、
県人会との
交流会においては、
関係者各位の心温まる歓待をうけるとともに
レイクウッド市長をはじめ議員、職員、
各種団体等が沖縄市との
姉妹都市締結に向けての機運が非常に高まっており、また、前沖縄県
民間大使の
伊礼盛一氏をはじめ、
レイクウッド姉妹都市協会、
県人会の皆様も締結に向けての取り組みに一生懸命である。 さらに
教育施設として
州立ピアス短期大学や
クローバーパークテクノカレッジ大学があり、
ピアス大学は日本から80名の方が留学しており、その内、沖縄市から2名が留学をし、18歳以上の
高校卒業であれば入学が可能である。 また、
テクノカレッジ大学は
国際交流を行い、1,800人の生徒が在籍し、54の
技術専門授業があり、100種の
証明書を交付しているとのことである。両大学とも沖縄市からの留学生を喜んで受け入れたいとのことであり、沖縄市としても今後、
国際交流、
人材育成の面から両大学へ派遣する
可能性が確認でき、沖縄市と
レイクウッド市が今後、より一層の
交流事業の強化を図る必要があると認識した。その他、
レイクウッド市には150エーカー(183,000坪)の広大な敷地を誇る
工業団地があり、
市民の
雇用効果につながっており、本市としても大いに参考にすべき点がある。 次に、
周辺地域の
シアトル市は人口が54万人で、その内の約3万4,000人は日本人が住んでおり、また
シアトル市は
コンピューター産業が急速に発展し、任天堂をはじめ、多くの
ソフトウェア関連会社があり、ある意味で世界の
情報発信都市として街は活気あふれる素晴らしい都市である。 さらには農民が運営する市場で
観光名所でもあるパイプ・プレイス・マーケットは野菜や果物、魚介類などが所狭しと並べられている。このマーケットの特徴は
一般小売店のほかに日替わりの店で直接
消費者に販売もしており、市場は活気があふれ、農業面においても学ぶべき店がある。 一方、
タコマ市は人口約20万人で
ワシントン州の
港湾基地として発達した街であり、日系人の
移民者が多いことでも知られている。また
タコマ港は
コンテナ貨物が著しく成長し、1976年にはアラスカを市場とする
大手企業が
タコマ港に移り、さらに1985年には2
大海運会社であるシーランドと
マークライン社、90年代には世界10
大海運会社の4社が
タコマ港に拠点を置くことになった。そして
タコマ港では総工費5億ドルをかけ、15年後の完成を目処に水路のターミナルの浚渫工事が計画され、超大型船が通過できるように事業を進めている。近郊には、マッコード空軍基地があり、本市も嘉手納基地が隣接し、共通な課題を抱えている。 以上のような観点から
レイクウッド市は文化、
教育施設、商工業施設、地域の安全性の高さ、
自然環境、地理的条件等、総合的に判断した結果、本
委員会は沖縄市と
米国レイクウッド市が
海外姉妹都市を締結すべきであるとの結論に達し、
海外姉妹都市締結に向けての
候補地選定について調査を終了いたしましたので、ご報告いたします。 以上であります。
○
新里八十秀議長 以上で
議会運営委員長の報告を終ります。ただちに質疑を許します。質疑はありませんか。(「なし」の声あり)
○
新里八十秀議長 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。以上で
委員会報告を終ります。
△日程第5 議案第288号
海外姉妹都市提携についてを議題といたします。本件については説明は終っておりますので、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」の声あり)
○
新里八十秀議長 質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第288号は、
会議規則第37条第2項の規定により
委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。(「異議なし」の声あり)
○
新里八十秀議長 ご異議なしと認めます。よって議案第288号は
委員会の付託を省略することに決しました。 これより議案第288号について討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」の声あり)
○
新里八十秀議長 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより議案第288号
海外姉妹都市提携について採決いたします。本件は同意することにご異議ありませんか。(「異議なし」の声あり)
○
新里八十秀議長 ご異議なしと認めます。よって議案第288号は同意されました。
△日程第6 議案第289号 訴えの提起についてを議題といたします。本件については説明は終っておりますので、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 新垣萬徳議員。
◆新垣萬徳議員 議案第289号についてお尋ねします。市は使用者と何回ぐらい話し合ったのか。それから訴訟遂行の方針の2番目に、相当と認める条件で和解するとありますが、その内容を教えてもらえませんか。
○
新里八十秀議長 教育部長。
◎
普久原朝健
教育部長 それでは訴えの提起について、説明いたします。これは平成12年に付近の住民から、9月ですが、違反建築があるのではないかというような訴えがありまして、調査したところ、学校用地の一部に工作物があるというようなことで、その工作物の設置者である桑江さんを9月19日に市のほうに来ていただいて、話し合いをしております。以後、10月、11月、12月と話し合いを続けてまいりましたけれども、撤去に至らなかったというようなことで、平成12年12月22日、内容証明を送っております。その内容証明ですけれども、土地にある工作物を撤去して、市のほうに渡してほしいという内容でございます。その結果、それが履行されなかったので、訴えの提起というような形になっております。 和解の条件はこれから決めることでありますので、どういうようにして和解していくかは分かりません。
○
新里八十秀議長 休憩いたします。休 憩 (午後2時44分)
~~~~~~~~~~~~~ 再 開 (午後2時45分)
○
新里八十秀議長 再開いたします。
池原秀明議員。
◆
池原秀明議員 同議案第289号 訴えの提起について、ちょっとだけお聞かせを願いたいと思いますけれども、いまのご説明で実際的には既存の住宅を取り壊して、平成11年改築工事をして、平成12年に
市民からの通報があったということの説明なんですけれども、実際的にはいわゆる公共用地という認識じゃなくて、自分の土地だという認識をもって、このところにそういった工作物をつくったんじゃないかということで、幾度か私のほうも電話で話したんですけれども、本人は自分のものだと思っていたということがありますので、そのへんで、平成12年9月から12月までの3回にわたって、地主との交渉した経緯については、いま何も中身についてはご報告がないわけですよ。どういった地主の見解なのか。そこらへんをお聞かせ願えないか。これは自分のものだというように言っているところもあるものですから、そこらへんについて、すれ違いですよね。市は市有地だと、向こうは自分のものだということですから、そこらへんについて、過去3回にわたって合議というか、協議をしたということなので、提起の相手側の主張はどういった主張をしておられるのか、そこらへんについて、お聞かせを願いたい。 それから当時、昭和53年、地積明確化法が制定をされて、そのことで民間地域については、ほぼ全部、集団和解方式で地籍確定をされているわけですね。そのときに、当然周辺のみなさん方は集められて、集団和解の捺印をしているはずなんですよ。学校当局というか沖縄市と、桑江さんとの間でどういった手続きの合意書が出されたのか。地籍明確化作業の中で合意をされていると思うんだけれども、そのへんの経過についてもお聞かせを願いたいというように思います。でき得れば、そのときのみなさんが捺印した合意文書、地籍確定測量のための手続きの合意文書があるはずなんですよ。それについて、ご提示願えれば幸いかと思います。
○
新里八十秀議長 教育部長。
◎
普久原朝健
教育部長 それではお答えいたします。桑江氏の主張は借地権があるというようなことでございます。 それからこの区域ですけれども、確かに国土調査ですか、その中で合意されております。これについては地主が比嘉キヨさんという方ですけれども、この方は亡くなられています。現在は田中光一さん、この方は比嘉キヨさんの弟さんにあたりますけれども、この方が管理しております。この方は桑江氏に貸した土地は、この公図のとおり、要するにみんなでこれは決めたことですので、このとおり私は地籍については認識しているというようなことで、桑江さんにも公図どおりのことですよということは、念を押したというようなお話をしております。以上でございます。
○
新里八十秀議長 池原秀明議員
◆
池原秀明議員 そうすると、いまのご説明でよく分かったんですけれども、借地人で地主のほうは集団和解で合意した地籍確定のとおりで、契約したのもその確定後の契約だということで、地主のほうは了解をしていると、借地人のほうがそういう面では自分はそこまで借りたということを主張しているということですね。そういうように理解するならば、やはり訴えを提起して、実際的には法の裁きを受けるしかないというように思いますので、分かりました。
○
新里八十秀議長 ほかに質疑はありませんか。(「なし」の声あり)
○
新里八十秀議長 これをもって質疑を終結いたします。ただいま議題となっております議案第289号は、
会議規則第37条第2項の規定により
委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。(「なし」の声あり)
○
新里八十秀議長 ご異議なしと認めます。よって議案第289号は
委員会の付託を省略することに決しました。 これより議案第289号について討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」の声あり)
○
新里八十秀議長 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより議案第289号 訴えの提起について採決いたします。本件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。(「異議なし」の声あり)
○
新里八十秀議長 ご異議なしと認めます。よって議案第289号は原案のとおり可決されました。
△日程第7 議案第290号
地域イントラネット基盤整備事業 情報通信基盤工事の
請負契約変更についてを議題といたします。本件については説明は終っておりますので、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
池原秀明議員。
◆
池原秀明議員 議案第290号
地域イントラネット基盤整備事業 情報通信基盤工事の
請負契約変更について質疑をさせていただきたいと思うんですけれども、提案理由の中で、水道庁舎の工事が順調にいっている。そのためにそこに持っていく光ケーブルの線を引っぱっていくときの工事の追加議案ということになっていたんですけれども、実は水道庁舎の建設にあたって、実施設計のときの決裁月日、それからイントラネットのこの事業を推進するにあたっての実施設計の決裁月日、いついつなのか。だいたい同年度で事業は出ているはずなんですけれども、もしそれにずれがあるならば、当然それはある面ではお互いに庁内での協議がなしに、単独でみんな事業を進めてきて、あとでそういった弊害が出たと、逆に言えば設計の段階でのミスではないのかというようなことも伺われるので、そこらへんについてお聞かせを願いたいというように思います。
○
新里八十秀議長 企画部参事。
◎山下泉企画部参事 決裁月日は、いま調べていますけれども、基本的には決裁月日というよりは、これにつきましては当初、国のほうで、水道庁舎については時期的なもので、補助対象としては認められないということであったわけですが、その後もたえず補助対象に組み入れていただきたいというお願いをしてございました。その間、たまたま国道の地中下の事業、これが進捗しておりまして、これを現時点で補助事業として埋設部分を利用したほうがいいということで、国も認めていただきましたので、従いまして、その分、工期が延びると。それなら水道局もほぼある程度、間違いなくできるということがはっきりするので、そこも一緒に認めてあげましょうということで、補助事業として認められたということが大きな理由でございます。
○
新里八十秀議長 池原秀明議員。
◆
池原秀明議員 ただいまのご説明では、水道局の部分まで引っぱっていくことについては補助対象にならない。だからそこまで引っぱっていく工事費は組んでなかった。今回、再度、補助対象に入れてほしいという要請で、結局は事業ができるようになった。その段階で道路越えをしなければいけないので、電線をつり下げるよりも、地下埋設方にもっていくということでの時期の変更と、工事代金の増額という提起になっているといういまのご説明ですよね。そうだとするならば、最初から電柱つり下げ方式という案はなかったはずですよね。みなさんの提案理由の中には、現設計においては、電柱つり下げ式としているが、当該国道の共同工事が早期に完了したので、これを受けて、ここに切り替えたいと。だから自ずとして工事代金が違うので、今回の増額だということになっているわけですよ。そうすると、もともと水道庁舎に引く前提でつり下げ方式を採用して、設計をしたと。ところが、実際的にはいま県が進めている地下ケーブル方式に乗っかっていこうということになっているのではないですか。とするならば、実際的には時期の違いで、水道庁舎まで引っぱれなかったというようにするならば、ある面では理解をするんですけれども、だいたい同年度の実施事業ですよね。設計段階から、そういう面では庁舎内で協議をして、みなさんのところにこういう光ケーブルを引っぱっていくんだけれども、どうするんですかということも含めて、調整をすべきだろうと思うんですよ。ところがそれがされてないような状況で、今回のものが出てきたんじゃないのかというように思うんですけれども、そこらへんについて、どうかお聞かせください。
○
新里八十秀議長 企画部参事。
◎山下泉企画部参事 まず水道局との調整は十分やっております。今回、地下埋設工事というのは、水道とは全く別の事業でございまして、地下埋設工事というのは国道330号、現在、地下埋設がほぼ済んでいる部分、胡屋から山里あたりまで、その分についての地下埋設でございます。それを利用すると。水道は最初から電柱を利用するという考えで、国のほうには話をもっていったわけでございますが、当初、これは平成12年度の国の補正事業でございまして、国としてはできるだけ早く完了するようにということで、9月いっぱいで完了するようにと、水道は12月までかかると、そうすると、水道は工期的に間に合わないから補助対象からは認められないということでしたが、今回、それとは別に地下埋設が利用できるということになったので、その分の変更を国が認めたわけです。具体的には胡屋から地下を通っていくと、その方式は認められて、その分は補助対象に組み込んでもよろしいということになりました。当然、そうなりますと、その分、工期が若干ずれてきます。工期が12月までやむを得ないだろうということで、地下埋設との関連で認めていただいたものですから、じゃあそれだったら水道も認めて、その工期までにやればいいということで、水道も認めていただいたということでございます。
○
新里八十秀議長 池原秀明議員。
◆
池原秀明議員 そうすると、二つの考え方があって、事業費の増額については、つり下げ方式から地下埋設に変わるということ。それから期間については、水道庁舎の公図の関係で、時間を延ばすというようなことで理解してよろしいんですか。これがどうもいまの説明の中でごちゃごちゃになっていたんですよ。私の理解のしかたが悪かったのかどうか知りませんけれども、みなさんの提案の理由の中で、そういうようにしか受けとれないので、そういう見方をしたんですけれども、そこらへんについて、もう一度、確認をしておきたいというように思います。
○
新里八十秀議長 企画部参事。
◎山下泉企画部参事 提案理由のほうに、水道局庁舎への情報線敷設工事を追加すること等に伴いという、この等に国道330号の埋設の部分が入っているというようにご理解を願います。今回は、従いまして、埋設に係る部分が工事の追加になりますので、その分の経費、そして水道に引く部分、これは電柱吊りになりますけれども、その分が新たに追加になるということでございまして、金額の変更につきましては、埋設部分と水道までの引き込み線の部分、この分が追加になるということでございます。
○
新里八十秀議長 ほかに質疑はありませんか。
内間秀太郎議員。
◆
内間秀太郎議員 議案第290号
地域イントラネット基盤整備事業 情報通信基盤工事の
請負契約変更について、質疑を行います。これは当初予算を決めるときには、公民館に1ギガの線を引くというような説明でございましたが、つい最近、聞いてみましたら、100メガだというような説明であります。実際、1ギガを引くのと、100メガを引くのでは工事代金はどのように違うのか、教えてもらいたいと思います。 それから、いま基本的に国のほうは水道庁舎への補助事業を認めないというように言っていたのが、認められるというようになった理由、なぜそういうように認められるということになったのか。 それから、埋設工事、これが国道の地下埋設に伴って、実際にどのぐらいの経費が多くかかるようになったのか。いわゆる当初予算ではどれぐらいかかる予算のものが、地下埋設工事にもっていくことによって、どれだけ上乗せになったのか、そのへんを聞かせてください。
○
新里八十秀議長 企画部参事。
◎山下泉企画部参事 まず1点目の公民館への線の容量の件でございますが、当初1ギガということで予定しておりましたが、線は、ケーブルは1ギガでやってございますと、ただ実際に積算してみますと、予算がその時点ではかなり厳しかったわけでございまして、そうしますと、これは主として接続機器、これが100メガ用と1ギガ用では大きく違うものですから、100メガに変更したということでございます。 それから水道庁舎が認められるようになった理由でございますが、これは工期的なものでございます。そして、埋設にかかる経費の増加分ですが、これにつきましては322万2,018円ということでございます。
○
新里八十秀議長 内間秀太郎議員。
◆
内間秀太郎議員 いまの説明で、そうしますと、水道庁舎への延長は実際には線のほうがどれぐらいで、そして内部の接続機器のほうがどういうようになるのか。 それからもう一度確認しますが、公民館へは1ギガの配線がちゃんと行われると、内部機器だけ100メガの装置を入れるというようなことであるのかどうか、もう一度その確認をお願いをします。以上、2点、お願いします。
○
新里八十秀議長 企画部参事。
◎山下泉企画部参事 水道庁舎につきましては、電柱つり下げ方式ということで行います。金額の積算ですけれども、383万3,793円ということでございます。それから公民館につきましては、接続機器は公民館に設置するのではなくて、アクセスポイントというのが市内に4箇所ございますが、そこからいくときに、そこに設置するということでございます。
○
新里八十秀議長 内間秀太郎議員。
◆
内間秀太郎議員 そうすると、アクセスポイント、4箇所までが1ギガいくということですか、公民館ではなくて。アクセスポイントの4箇所から公民館まではやはり100メガの線がいくというようになるのか。それは具体的に数字をいっておきます。先程は公民館まで線は1ギガを配置しますと。ところが、公民館の機器について、100メガの対応をしますというような答弁だったわけですね。ところがいまの答弁はそうじゃなくて、4ポイントまでは1ギガいきますけれども、それから先は100メガですよと、こうなると、どっちのほうが答弁として本当なのか。 それから水道庁舎において機器などについてはどういうようになるのか。機器は各課あたりに全部配置されるのか。それでいまのことからすると、だいたい700万円ぐらいの補正増なんですが、機器としてあんまりたくさんはぶら下がらないんじゃないかなあというような感じがするんですが、具体的には水道庁舎にはどのぐらいの端末がぶら下がるのか。教えて下さい。
○
新里八十秀議長 企画部参事。
◎山下泉企画部参事 それぞれ公民館というのは市内全域にまたがっておりますので、基本的には一番合理的な、経済的な所のアクセスポイントから各公民館まで、回線のほうは1ギガが使えるような回線を用います。これは経費的には、基本的には一緒だということですね。それでそのアクセスポイントに設置する接続機器を100メガ用にするということであります。 それから水道のほうの機器の件でございますが、今回は線だけの工事費だけの追加でございます。
○
新里八十秀議長 ほかに質疑はありませんか。(「なし」の声あり)
○
新里八十秀議長 これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第290号は、
会議規則第37条第2項の規定により
委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。(「異議なし」の声あり)
○
新里八十秀議長 ご異議なしと認めます。よって議案第290号は
委員会の付託を省略することに決しました。 これより議案第290号について討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」の声あり)
○
新里八十秀議長 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより議案第290号
地域イントラネット基盤整備事業 情報通信基盤工事の
請負契約変更について採決いたします。本件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。(「異議なし」の声あり)
○
新里八十秀議長 ご異議なしと認めます。よって議案第290号は原案のとおり可決されました。
△日程第8 議案第291号 沖縄市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。本件については説明は終っておりますので、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
池原秀明議員。
◆
池原秀明議員 議案第291号 沖縄市
固定資産評価審査委員会委員の選任について、お聞かせを願いたいと思うんですけれども、ご提案されている方は、職歴を見ていると、徴収業務、固定資産じゃなくて、国税の徴収業務に非常に長年、お勤めになられて、それなりのプロでいらっしゃるわけですね。ところが、固定資産評価審査会委員の目的は、固定資産を評価する側であって、徴収する側じゃないわけですよね。そういう面で、固定資産評価の審査をする段階での目的と略歴、職歴とどう関わりをもって選任の推薦をされたのか、どう判断をされたのか、お聞かせを願いたいというように思います。 不動産鑑定だとか、あるいはいろんな形でのそういった不動産業務、土地家屋調査をするとか、そういう方々を評価委員の中に入れるのはよく理解するんですけれども、税を徴収する側が評価委員にする場合の目的がよく理解できないんですけれども、そこらへんについて、当局の方針をお聞かせ願いたいというように思います。
○
新里八十秀議長 休憩いたします。 休 憩 (午後3時10分)
~~~~~~~~~~~~~ 再 開 (午後3時47分)
○
新里八十秀議長 再開いたします。 暫時会議時間の延長をします。市長。
◎
仲宗根正和市長 今回、仲間ヒロさんを固定資産評価委員にご推薦申し上げた理由には2つございます。1つは、地方税法第423条第3項の税に対する学識経験が非常に豊富であるということでございます。もう1つは女性であるということ。この2つの理由で推薦申し上げておりますので、是非ご理解をお願いしたいと思います。 徴収部門の専門でございますけれども、徴収部門の専門は課税のほうも非常に専門でございますので、苦情処理には非常に適任でございます。よろしくお願いいたします。
○
新里八十秀議長 池原秀明議員。
◆
池原秀明議員 市長、いまのご提案は訂正しておいたほうがいいと思うんですよ。いわゆる地方税法からする評価委員については、納税義務者がまずあること。これは逆に言えば
市民ですよね。納税は沖縄
市民しか納税しませんから。
市民であるということ。しかも
市民の中で納税をちゃんとやっている。義務を負っている。あるいは学識経験者ということで、学識経験者については、市外からでもかまわないわけですよ。ですから今回のものは、逆に言えば、ちゃんと納税義務者であるということと同時に、学識経験者を兼ね備えた2つの条件に備わっているということでご推薦申し上げるというのであれば、理解できるけれども、女性であるからということになると、推薦理由にならないんですよね。まずそれが一つ。それから納税義務と学識経験者についても、別でもいいわけですよ。ですからそういう面では私は問うているのではなくて、このご推薦された方のどうのこうのというのじゃなくて、いわゆる固定資産税の評価をする場合に、ある程度、みなさんは当局が中身はつくってきて、固定資産税の評価をして、その評価額に対して妥当な金額かどうかという審査をする委員になっているわけですよね。ですから当然、税務調査関係で長けているということでの学識経験者としての経験をかって、そういうご推薦をされたと思うんだけれども、
市民から見れば、徴収ということで、非常に敏腕をふるった方であるわけですよね。そういうプロの方を逆に言えば、評価をするところに置いておくと、どうも固定資産税がなお取り立てが厳しくなるんじゃないかとい懸念もあるものだから、やはりそこらへんで、ちゃんと固定資産評価審査委員の目的に合致するような評価委員なのかという思いで、目的に合うような人選をされてきたのかというご説明を、市長の方針をお伺いしたいということを聞いたわけです。
○
新里八十秀議長 市長。
◎
仲宗根正和市長 池原議員のいまご指摘の問題につきましては、十分に議論をして、学識経験者で適任であるということが大きな理由でございます。そして、いま3名いらっしゃいますけれども、不動産鑑定士、そして司法書士でございますので、あとは税務関係の専門家に是非お願いをしたいということで、ご本人も非常に喜んでいただいているうえでのご推薦でございますので、是非よろしくお願いしたいと思います。 又、あえて女性と申し上げましたのは、できる限り、各種
委員会とか、こういうお仕事に女性のみなさん方にも是非頑張っていただきたいということの意味を含んでの発言でございましたので、よろしくご理解をお願いしたいと思います。
○
新里八十秀議長 ほかに質疑はありませんか。(「なし」の声あり)
○
新里八十秀議長 これをもって質疑を終結いたします。ただいま議題となっております議案第291号は、
会議規則第37条第2項の規定により
委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。(「異議なし」の声あり)
○
新里八十秀議長 ご異議なしと認めます。 よって議案第291号は
委員会の付託を省略することに決しました。 これより議案第291号について討論に入ります。討論はありませんか。(「なし」の声あり)
○
新里八十秀議長 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより議案第291号 沖縄市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて、採決いたします。本件は同意することにご異議ありませんか。(「異議なし」の声あり)
○
新里八十秀議長 ご異議なしと認めます。 よって議案第291号は同意されました。休憩いたします。 休 憩 (午後3時53分)
~~~~~~~~~~~~~ 再 開 (午後3時54分)
○
新里八十秀議長 再開いたします。 延会についてお諮りいたします。本日はこれにて延会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○
新里八十秀議長 ご異議なしと認めます。よって本日はこれにて延会することに決しました。 次の本会議は明日9月14日金曜日、午前10時より会議を開きます。本日はこれにて延会いたします。たいへんごくろうさんでした。延 会 (午後4時15分)...